2016年03月02日

マイクロソフト社がXamarin社を買収

2016年02月下旬、マイクロソフト社がXamarin社を買収したとのニュースがありました。

Xamarin社のサイトはこちら 

C#言語によるマルチプラットフォーム(クロスプラットフォーム)対応やモバイル対応をされている方にはお馴染みの会社です。

元々がMSとの関連の強い会社でしたが、MSが買収したそうです。買収額は公開されていませんが、300ミリオンドル以上との噂です。日本円で350億円ぐらいでしょうか。高いのか安いのか全然わかりません。

この買収については今後マイクロソフト側からいろいろ情報が出てくることと思います。

VS2015でも一部統合されていて(追加インストールが必要)、プロジェクトの新規作成メニューに出てきたりしますが、今後は完全統合されていくことになるでしょう。(きっと無料で)

今後のXamarinについて「勝手に予想」されていた記事がありました。

http://qiita.com/amay077/items/4aa25db9509216cf5bf0
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2016年09月12日

MSDNの日本語がひどすぎる

プログラムを組んでいくには、マイクロソフト社御大からご提供頂いているBCLこと基本共通ライブラリに定義されている機能を使っていくとになります。

どんな機能があるのか、どういうクラス定義になっているのか、どういうメンバが定義され公開されているのかなんてのはクラスライブラリと呼ばれるAPI仕様頼りになります。ここです。

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/gg145045(v=vs.110).aspx

オリジナルは英語でしょうが、日本語への翻訳も担当の方が訳してくれていました。偶に誤訳を見つけると嬉しくなるぐらいのレベルの翻訳になっていました。

しかし、最近は機械翻訳です。マイクロソフト社では自動翻訳機能の開発に力を入れていると聞き及んでもおりますし、百数十か国語に翻訳するコストは膨大なものでしょうから、機械翻訳という選択は止む無しかもしれません。が、余りにレベルが低すぎです。日本語として文章が成立していないものがあまりに多い上に、誤訳直訳上等なので読んでもサッパリ意味がくみ取れません。早急に改善してほしい(が無理かなぁ)

適当にページを開いてもらえば枚挙に暇の無い全面的ダメっぷりですが、一つ例をあげます。

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.datetime.now(v=vs.110).aspx

誰もが使ったことがあるであろう DateTime.Now です。解説の一文を引用。

このプロパティの解決策は、システムのタイマーとは異なります。

思わずため息でます。なんど読んでも意味は解りません。オリジナルはこうです。

The resolution of this property depends on the system timer.

ふむ、これなら理解できるでしょう。Resolutionを解決策と訳してしまったのが混乱の元でした。ResolutionはResolveの名詞化されたもので、解決するという意味の他に、分析するとか分解するといった意味も持ちます。

ですので、このプロパティNowの精度はシステム依存であるという意味だと分かります。NowプロパティはDateTime型でありTickプロパティを持ちます。これは100ナノ秒単位ですが、常にそんな精度ではないということです。

ちなみに、フレームワークの版を3.5を選択すると機械翻訳される前の頃のページに飛べます。そこではこのように訳されています。

このプロパティの解像力はシステム タイマによって異なります。

機械翻訳の精度がもう少し上がるまでは旧版のようにコストをかけてでも人手を用いて翻訳すべきでしょう。
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2016年10月21日

Gitの読み方は「ジット」ではなくて「ギット」

C#のソースコード管理ツールと言えば太古はマイクロソフト社謹製のVisual Source SafeことVSSでした。最終版が2005年なのですが、それから10年以上が経っているのに今でも稀に見かけます。

その後は後継となるTFSが高価だったこともあり、いろいろなツールが併用されていました。個人的経験則からはSubversionことSVNが比較的よく使用されていた気がします。VisualStudio用のアドインもありました。

最近はgitを使っているプロジェクトが増えてきている感があります。

で、表題の件ですが、このgitはジットと読むのかと思ってましたがギットが正解でした。

同じような話題がかつてありました。画像ファイルの拡張子のgifです。

これは岐阜ではなく自負と読むのが正解だそうです。設計者がそう言っているのがその理由。

こんな問題が起るのは、英語では表記法と発音とが明確に一致しないので、スペルから発音を一意に決められないからですね。子音のgはガ行に近い硬い音とザ行に近い柔らかい音との両方を持ちます。 例えば、giftは硬い音でギフトと発音しますし、giantは柔らかい音でジャイアントと読みます。一応音韻論としての規則はあるようですが、例外が多くて(語源がフランス語の場合なんて言われてもわかりません)結局一つ一つ覚える必要があるし、初見では読めません。

では、gitの場合、作成者のリーナス氏曰く英語のスラングにあるgitから借用したとのこと。馬鹿者とかいう意味だそうで、発音はギット(ゲット・ゲトの方が近いかも)だからギットが正解となるようです。

これを最初にジットと読んでしまう人が結構多いらしい。ちょっと興味深いところです。
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2016年11月22日

フリーソフトのフリーの意味 "Free as in speech, Free as in beer"

ネット上をちょっと検索しただけでも、フリーウェアとかフリーソフトと呼ばれる類のものをいくらでも探し出すことができます。

アプリケーションの開発時でも、これらフリーソフトやフリーライブラリのお世話になることが多いのですが、このフリーという語には大きく2つの意味があります。

それが表題の"Free as in speech"と"Free as in beer"との違いです。

「ビールをご自由に」という文脈で使われる自由とは(日本文化ではほとんど意味わかりませんが)、無料という意味で、入手に際して対価の支払いが不要であるということ。タダってことですね。

これがフリーソフトの場合、ダウンロードやインストールして使う分には無料だということになります。但し、勝手に解析や改竄したり、自分のプログラムに組み込んだり再配布したりすることは意味しません。

一方、「言論の自由」という文脈で使われる自由とは、法的な束縛がないことを意味し、解析したり改良したり自分のプログラムに組み込んだり、それを商用利用したりすることが出来ます。(こちらの意味を強調する場合にオープンソースソフトウェアという語が使われる場合もあります)

つまり、フリーソフトでいうフリーとは「対価が不要」という意味と「束縛のないこと」との二通りの意味で用いられます。

通常はフリーソフトにもライセンスに関するなんらかの制約が付随したり、寄付歓迎だったりするので、必ずどちらかを満たすとか言う訳でもないですが。
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